こんにちは!ゆうとです!
私は、約1年間の間
・自分が行きたい「ヨガスタジオ」
・会いたい「ヨガインストラクター」
・気持ちよくヨガができる「空間」
を探しながら、
日本中で「ヨガ旅」をしました。
しかし、「ヨガ旅」に出発する前は、
実際の所、「ヨガ旅」をしようと思ったけど、
どんな事をしたら良いか?
どんな旅になるのか?
と色々と考えました。
私が感じた結論から言うと、
「ヨガ旅」に正解なんてない。
自分自身がこれが私の「ヨガ旅」だと思えば、それがあなたの「ヨガ旅」なんだと思います。
よく言っている事は分かりませんが、
とりあえず、よくわからないまま「ヨガ旅」に出発し、
良くも悪くも最高の「ヨガ旅」ができたと感じています。
もし、これから「ヨガ旅」に出ようか悩んでいる人がいたら、少しでも参考になれば幸いです!
(その様な方は少ないかもしれませんが、この記事にたどり着いてくれた、素敵な感性を持ったあなたの事を私は大好きです!)
1:実際にヨガ旅をしたルート
実際に「ヨガ旅」をしたルートはこちらになります。
黄色は、飛行機で旅した行き先。(鹿児島湯治旅、石垣島離島巡り、屋久島)
緑は、東日本車中泊旅で通った道。
青は、西日本車中泊旅で通った道。
赤は、千葉県のチーバくんです。
日数としては、
①東日本車中泊旅(1ヶ月:17県)
②西日本車中泊旅(1ヶ月:22県)
③石垣島の離島巡り(2ヶ月間)
④御嶽山での山小屋アルバイト生活(1ヶ月)
⑤鹿児島で湯治旅(2週間)
⑥屋久島旅(1週間)
⑦千葉房総半島旅(1週間)
(※2021年12月1日時点)
ヨガ旅で撮った写真などをインスタグラムに投稿しているので、よろしければご覧ください!
(後は、北海道と四国が残っています。どこかおすすめのヨガ関係の場所を教えてもらえると嬉しいです!)
2:「ヨガ旅」をした理由
私が「ヨガ旅」をしようと決めた理由は3つありました。
①自分が目指す「理想のヨガインストラクー」のイメージを明確にしたかった。
私はヨガインストラクターを目指していて、ヨガの勉強の為に様々なオンラインヨガを受けていました。
オンラインヨガも魅力的なのですが、
やはりヨガは直接クラスを受けてみないと、ヨガインストラクターの雰囲気やクラスの空気感などがわからないと感じていました。
だから、会いにいこう!
そして、たくさんの出会いの中で
自分が目指す「理想のヨガインストラクター」のイメージを明確にしようと、
「ヨガ旅」に出ました。
②自分が目指す「理想のヨガスタジオ」のイメージを作りたかった。
私は将来、自然豊な場所にヨガスタジオを作りたいと考えています。
頭の中で、「健康に良いカフェ付きのヨガスタジオがいいな」「ヨガスタジオ付きのゲストハウスも面白そう」
そんな感じで、頭の中で漠然としたイメージだけが湧いている状態でした。
ヨガスタジオなどの建物の魅力も、直接肌で感じなければわからない。
会いたいヨガインストラクターと同様に、
様々なヨガスタジオを調べ、面白そうな場所をリストアップして、「ヨガ旅」に出ました。
③日本を旅してみたかった。
今までの人生で一人旅とは無縁だった私にとって、
「一人旅」「日本一周」は、憧れでした。
なので、「ヨガ旅」をしながら、
日本中の行ってみたい場所に行き、
シンプルに旅行を楽しむ事も楽しみの一つでした。
3:「ヨガ旅」の目的地の決め方
「どの様にヨガ旅をするか」
個人的には、これが一番悩みました。
・全国にヨガ関係の知り合いも少ない
・そもそも一人旅の仕方もよくわからない
・旅の資金も余裕があるわけではない
「ヨガ旅」への課題はたくさんありました。
そんな中「ヨガ旅」の目的を決める為に行った方法として、
①オンラインヨガやYouTubeで見つけたヨガインストラクターの活動場所を検索。
②Googleで、「古民家 ヨガ」「ゲストハウス ヨガ」「自然 ヨガ」などのキーワードで検索して、面白そうな場所をリストアップ。
③様々な方に、「面白そうなヨガインストラクター、ヨガスタジオ」を聞く。
④辿り着いたヨガスタジオの先生におすすめのヨガインストラクターやヨガスタジオを聞いて、数珠繋ぎで情報を集める。
この様な形で私は「ヨガ旅」の目的地を決めて旅をしました。
4:「ヨガ旅」をして良かったこと
「ヨガ旅」をして、良かったと思う事は4つありました。
①ヨガは「みんな違くて、みんな素晴らしい」と思えた。
「ヨガ旅」をする事で、日本中の様々な素晴らしい「ヨガ」を体験する事ができました。
日本全国にいるヨガインストラクターがそれぞれ持つ
・大切にしている価値観
・人生で経験してきた事
・ヨガとの向き合い方
ヨガインストラクターみんな、一人一人価値観や経験が違うので、
それを感じながらのヨガが、毎回とても楽しかったです。
また、
・海の目の前で行うヨガ
・島で行うヨガ
・街中で行うヨガ
ヨガをする場所によっても、全然ヨガの雰囲気が異なると感じました。
そんな「ヨガ旅」を続けていると、
ヨガは、
「このヨガが正しい。あれは違う。これは違う」ではない。
「みんな違くて、みんな素晴らしい」
そんな風に強く思えるようになりました。
たくさんの素晴らしいヨガに触れる事ができたおかげで、
・ヨガの多様性を受け入れる心が身についた事
・自分とヨガについて知る事ができた事
本当に感謝です!
②全国に素敵な「ヨガ」の繋がりができた。
全国を「ヨガ旅」して、
・淡路島でクラウドファンディングを利用し、ヨガアシュラムを作ったヨガインストラクター
・屋久島で、島民との生活の中にヨガを取り入れて生活をしているヨガインストラクター
・自ら経営するゲストハウスの中で、訪れる旅人や地元の交流の場としてヨガを伝えているヨガインストラクター
書き出すとキリがありませんが、
全国の素敵なヨガインストラクターと出会う事ができました。
そして、
「この人の呼吸法が好き」「ヨガクラスの進め方が好き」「地域との関わり方が好き」など、
様々なヨガインストラクターの魅力を知る事ができました。
日本中の素敵なヨガインストラクターと繋がりができた事。
それは、私の人生にとってとても貴重な財産となりました。
③日本中の「ヨガをしたら気持ち良い場所」を見つけることができた。
全国のヨガスタジオ巡りをしながら、
同時に行っていた「気持ちよくヨガできる場所探し」
「誰もいない海での朝ヨガ」「山の中で行うヨガ」「寺の中での瞑想」
自然の中や、清らかな雰囲気の中でヨガをすると、
日本には本当に素敵な場所がたくさんあると感じました。
そして、そんな素敵な場所で行うヨガの時間は、至福の時間でした。
④身体が健康になった。
今回の「ヨガ旅」では、
「ヨガスタジオ」か「気持ちよくヨガできる場所」でほぼ毎日ヨガをしていました。
その結果、旅が進むに連れて、どんどん身体が整っていきました。
また、
旅先で出会うヨガインストラクターやスタジオにいるお客さんなども、みんな素敵な人でした。
「素敵な場所」には、「素敵な人」が集まる。
そんな素敵な方々と一緒にヨガをして、お話をする事でたくさんの元氣ももらう事ができました。
そして旅を終える時には、
「眠りの質が良くなったり」「気持ちが前向きになっていたり」と、
身体的にも、精神的にも、健康になったと感じました。
5:大変だったこと
①限られた時間内で、ヨガ旅のルートを決める事が難しかった。
これは特に、レンタカーを合計2ヶ月間借りて、日本列島を「ヨガ旅」した時に感じました。
2ヶ月間で、北は青森から南は鹿児島まで、合計39県を車中泊をしながら車で旅をする。
それだけでも私にとっては大変な事でした。
その限られた期間の中で、
・会いたいヨガインストラクターのヨガクラスの日程を確認して、
・参加できる様に予約をして、
・実際にその場所に向かう。
その工程は、私が想像していたよりも大変な事でした。
「このヨガクラスに参加したら、次の行きたいヨガクラスに参加する為に、1日10時間運転しなきゃいけなくなる。それは嫌だ。死ぬ。」
「日程通りにヨガのアポがうまく取れない。涙」
旅の進路に合わせて、ヨガの日程を調整する事が大変でした。
また、出発前に全国の行きたい場所を完全に決めずに、旅先でオススメのヨガスタジオなどを聴いていたので、
「旅をしながら次の旅先を決める」という事も、
旅の初心者の私にとっては、大変な作業となりました。
そんな即断即決の日々。
優柔不断な私にとっては、考える事が多く、負担になってしまう時もありました。
「なんでこんなに大変な事をしているんだろう」
と楽しい「ヨガ旅」のはずが、気分が落ち込む時もありました。笑
そんな感情も含めて、旅を愉しめる様になってくると、日々の悩みもまた、旅の醍醐味と感じるようになりました。
②「気持ちよくヨガできる場所」を見つけるのが難しかった
ヨガスタジオ巡りと同時に実施していた、「気持ちよくヨガできる場所」探しの旅。
海や山などの自然豊かな場所を求めて、
Googleマップで海や、山の近くの公園などを検索して「気持ちよくヨガができる場所」を探していました。
しかし、気持ちよくヨガができるかどうかは、実際にその場所に行ってみないとわからない事が多かったです。
・森の中で良い雰囲気だけど、虫が多すぎてヨガ所じゃなかったり。
・海のロケーションは良いのですが、浜に岩が多すぎて快適にヨガをするのが難しかったり。
・人が多すぎて、ヨガに集中することが難しかったり。
Googleマップの情報だけではわからないので、実際に行ってみて、肌で感じてからヨガをしていました。
「うーんこの場所はなんだか違うなー」と、何件も場所をはしごした時もありました。
日本中をヨガ旅してわかった事は、「海はほぼ間違いない!」
森の中や公園などでヨガをするのが難しい時も、海にいけば大体気持ちよくヨガをする事ができました。
③「ヨガ旅」の写真撮影をするのが大変だった。
せっかく日本を「ヨガ旅」するのだから、「ヨガ旅」の記録を残したいと思っていました。
ヨガの本質ではありませんが、憧れていた「ヨガ映え写真」の撮影も、
最高のロケーションだらけなので、挑戦したいと思っていました。
しかし、一人で自撮り棒を使用しての「ヨガ映え写真」撮影はアングルやタイミングなどが意外と難しかったです笑
旅先で仲良くなった人と撮影しあったりすると、良い感じに撮れたりしたので、誰かとのヨガ旅もいいなと思いました。
+α:車中泊旅の大変さ
ここからは、車中泊旅の時に感じた大変さも簡単に紹介していきます。
①車の長距離運転が大変
レンタカーでの車中泊旅をしている時は、1日1県ずつ移動するなど、かなりタイトなスケジュールとなり、
1日100kmや200km運転をして移動をしていました。
慣れない道での運転はとても疲れます。
事故を起こして、誰かを怪我させてしまう事は絶対に避けなければならないので、とにかく運転中は気を張っていました。
今回は一人旅だったので、常に一人で運転をして、話す相手もおらず、眠たくなる時もあり、運転がかなり大変でした。
今度は、誰かと一緒に旅が出来たら運転の負担も減り、旅が更に楽しくなると感じました。
「誰かと一緒だとそれはそれで大変だよ」と言う意見もあるので、やってみないと分かりませんが笑
車の運転中、自動運転の技術が進歩する事を心から願いました!「頑張れTOYOTA!」
②暑い時・寒い時の車中泊はしんどい
私が車中泊の旅をしたのは、7月と10月頃だったので、夜の気温の問題は大丈夫だろうと考えていました。
しかし、7月中旬にもなると、起きたら汗だくになるほど夜が暑くて驚きました。
10月頃に車中泊した際は、標高が高い場所で、夜がとても寒く「こんな時期にここまで冷えるのか」と驚きました。
車中泊の旅をする時は、時期を選ぶのがとても大切だと学びました。
6:「ヨガ旅」の反省点
①時間の余裕をたくさん取る
今回の「ヨガ旅で」大変だった、
・限られた時間の中で、ヨガスタジオ巡りのルートを決める大変さ。
・過密なスケジュールで日本を回るために必要となった長距離運転。
など
振り返ると、旅で大変だったと感じることの原因の多くは、
「時間の余裕のなさ」から来るものでした。
期間を決めての旅も、
その場の決断力や計画を立てる訓練になるので、それはそれで良かったのですが、
次回は、自由気ままに、気の向くままに、ゆったりと贅沢な旅をしたいと思っています。
②欲張りすぎない「知足」
①と通じるところがありますが、
過密なスケジュールとなってしまった原因として、
「あれもやりたい」「ここも行きたい」などの欲望が溢れ出してしまった事があります。
「旅の目的」や「自分が大切にしている事」
欲望に任せず、
自分の芯となる心の声に耳を傾けることが大切だと感じました。
ヨガの教えに「知足」という言葉があります。
あれもこれもと無いものを探してねだらずに、
今あるもので十分足りることを知る。
そんな「知足」の心も、旅を更に豊にしてくれると感じました。
③健康的な食事を意識をする
「ヨガ旅」でほぼ毎日ヨガをして、外側から身体が整っていきました。
しかし、食事に関しては、金銭的な問題や、時間の問題などで、
スーパーの惣菜やコンビニのご飯などで済ます時もありました。
自炊をする事や、その土地の身体に良い物を食べて、
身体の内側からも整える事も、次回のヨガ旅では意識していきたいです。
7:まとめ
「旅とヨガは似ている」男一人でヨガ旅日本一周をして良かった事・大変だった事
をまとめてみました。
私が「ヨガ旅」をしている中で大切だと感じた事は、
目の前の絶景や空気、一期一会の出会い、思いがけないトラブルなど、
2度と同じ瞬間が来ない
その
「瞬間瞬間を全力で愉しむ」
その心が旅を愉しむ為に一番大切だと感じています。
「瞬間瞬間を全力で愉しむ」
為に、
「今この瞬間に集中する」
それは、ヨガにも通じると思います。
ヨガはマットの上でアーサナをしたり、呼吸や瞑想をするだけではない。
普段の生活にいかにヨガを落とし込むかが大切だと考えています。
ヨガの心を持ちながら、旅をする。
「Traveling with YOGA」
そのような気持ちで旅をすると、
「旅」も「ヨガ」もいつもより深い場所へ連れて行ってくれるのではないかと思います。
ヨガとは、サンスクリット語の「繋ぐ」という言葉が語源になっています。
今回の「ヨガ旅」で出会ったたくさんの「繋がり」を大切に、
これからも素敵な「繋がり」を作る「ヨガ旅」を続けていきたいと思います。
いつかこの記事を読んでくれた素敵なあなたとも「繋がる」日を願っています。
ここまで読んで頂きありがとうございました!