今回は、小林弘幸先生の著書
「ゆっくり動く」と人生が変わる〜副交感神経アップで、心と体の「不調」が消える!
を読んで、
最近心身のバランスが崩れていると感じている
私が実践した内容をまとめていきたいと思います。
この記事と本書がオススメな方
・物事を早くこなす事は出来るが、簡単なミスを減らしたり、もっと落ち着いて色々な事を出来る様になりたい
・仕事中などにより、精神的に疲労しており、心と体のバランスを保つ方法が知りたい
・ジムに行ったり、1人で運動したりするのは、面倒だから、簡単かつ無料で出来る健康法を知りたい
一つでも当てはまった方に、
今より少しでも「健康で豊な」人生を送って貰うために、この記事が役立つことが出来れば嬉しいです!
①結論
心と体のバランスを整えるには「ゆっくり動く」がコスパ最強の健康法
本書を読んで、そう感じたので、内容の紹介をさせて頂きます。
②仕事が忙しい→急ぐ→焦ってミスが増える→余計忙しくなる。そんな事ありませんか?
皆さんは
・仕事のストレスでイライラして、簡単な仕事もミスをしてしまう。
・早く仕事を終わらせたくて、全力で急いでいるのに、焦って、逆に遅くなってしまった。
・プレゼンの際に、伝えたい気持ちが強すぎて、急いで話してしまい、結果何も相手に伝わらなかった。
・気になる異性と話すとき、たくさん話しすぎて、必要ない事や思っていない事を言ってしまい、後悔してしまう。
そんな経験ありませんか?
私は、病院で仕事をしていた時から、
・何時間もかけて行った仕事を保存し忘れて、次の日1からやり直す(涙)
・焦りすぎて、リハビリの道具を部屋に忘れてきてしまう(焦)
・患者様への説明で急いで話しすぎて、うまく伝わらない(悲)
そんな事が多くありました。
しかし、本書を読んで「ゆっくり動く」事を意識すると、
・自然と心が落ち着く
・視野が広くなり、無駄なミスが減った
・ヨガをよりゆっくりと深く行なう事が出来る様になった
その様に感じ、とても心地いいので、これからも継続していきたいと感じています!
③「ゆっくり動く」と心と体のバランスが整う理由
心と体のバランスの安定には、「自律神経のバランス」が大切とされています。
自律神経には、
「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
「交感神経」は、「勇者の剣」の様なイメージです。
「交感神経」が高まると、体が興奮し、血圧が上昇し、気分も高揚し、活動的な精神状態となります。
「副交感神経」は、「勇者の盾」の様なイメージです。
「副交感神経」が高まると、体はリラックスし、血圧も低下し、気分が穏やかに、落ち着いた精神状態となります。
この両者がどちらとも高い状態でバランスが取れていると、精神的に安定した状態となります。
しかし、どちらかだけが高い状態や両方とも低い状態ですと、精神的に不安定な状態となりやすいです。
①交感神経「勇者の剣」だけ高い状態:
→活動的だが、心と体が緊張した状態が続くため、体へのストレスが多く、血圧の上昇や不眠などが生じやすい状態。
(守りを全くせずに、攻めのみを行っている様なイメージ)
②副交感神経「勇者の盾」だけ高い状態:
→精神的に落ち着きすぎて、意欲的に活動するのが難しく、気分が落ち込みやすい状態。
(攻める事を全くせず、守ってばかりの様なイメージ)
③両者共に低い状態:
→精神的に落ち込みやすく、やる気もでず、精神が不安定だったりと、鬱々した気分になりやすい状態
その自律神経の「交感神経」「副交感神経」を整える鍵が、
「呼吸」です。
自律神経のバランスと呼吸はまさにダイレクトにつながっているからです。
「早くて浅い呼吸」は、「交感神経」を活発にし、体は興奮状態となりやすいです。
「ゆっくり深い呼吸」は、「副交感神経」を活発にし、体を落ち着かせた状態となりやすいです。
現代人の多くは、様々なストレスによって、
「交感神経」が優位となり、
精神的に落ち着きが足らない状態が多いと言われています。(←私自身もまさにそうでした。)
・すぐにドキドキする
・手汗や脇汗をよくかく
・動悸がする
・寝付けない、夜に起きてしまう
などの症状の方は、
交感神経が優位な可能性が高いです。
なので、動作をゆっくりと行う事で、
自然と「ゆっくり深い呼吸」となり、
「副交感神経」の活動が高まり、自律神経のバランスが整うのです。
呼吸だけに意識を向けても良いのですが、
それだと逆に「呼吸に意識を集中しなきゃ!」と体に力が入ってしまうこともあります。
なので、特に呼吸を意識しなくても、いつの間にか呼吸がゆっくりと深くなっっている。
その方法が「ゆっくり動く」なのです
⑤「実際のアクションの紹介」
1:ゆっくり動く
様々など動作を「ゆっくり」を意識して動くと、
呼吸がゆっくり深くなり、
副交感神経の活動が高まり、
精神的に落ち着いて、動作を行なう事ができます。
私自身「ゆっくり動く」を意識する様になってから、
精神的にも余裕が出て、視野も広くなり、簡単なミスが減り、
結果的には物事がスムーズに行く事が多いと感じています。
名医と呼ばれる方の手術も、ゆっくり動いているのだけど、正確で結果的に早く終わることが多いそうです。
「急いでは事を仕損じる」仕事も車の運転も、ゆっくり始めるのがポイントです。
2:ゆっくり話す
「ゆっくり動く」と同じ様に「ゆっくり話す」と呼吸が自然とゆっくりになり、
副交感神経の活動が高まり、気持ちが落ち着きます。
また、ゆっくり話す人の言葉を聞いてる人の心もどんどん落ち着いてきて、その場が穏やかになっていきます。
ナンバーワンホストなど、モテる人は、ゆっくりとポイントのみ話す人が多いとの事です。
3:ゆっくり怒る
怒りそうになった時ほど、
特に意識してゆっくり丁寧な言葉で話すようにすると、冷静に相手に自分の意見を伝えることができます。
著者の小林先生の、イギリス時代の恩師達は、
人を注意する時も必ず自分の部屋に呼んで、いつもと同じ穏やかな口調でゆっくり諭すように注意を与えてくれたそうです。
私自身、この事を頭の片隅に入れて、怒りを感じた際は、ゆっくりと落ち着いて相手に自分の気持ちを伝えようと思いました。
4:ゆっくり書く
いつもより、少しだけゆっくりを意識して丁寧に文字を書くようにしてみると、
気持ちも落ち着き、書き直しなどがなくなり、結果的にスムーズに行くことが多いです。
私は、とても字が汚いので、これを特に意識していこうと思っています。笑
5:ゆっくり歩く
ここでのポイントは、全身に空気が行き渡るように、
「肩の力を抜いて、頭の先ををスッと気持ちよく、空へ伸ばした状態」
でゆっくり心地よいリズムで歩く事です。
ゆっくり、姿勢良く歩くことで、
気道がストレートになり、呼吸がゆっくり深くなります。
すると「副交感神経」の働きが上がり、
自律神経のバランスも安定し心も体もどんどんすっきり落ち着いた方向に向かってくれるからです。
6:ゆっくり時間に余裕を持つ
ゆっくりとした動作を行なうためには、時間的な余裕も大切です。
・朝はいつもより少し早く起きて、ゆっくりと支度をする。
・約束の10分前には行動して、余裕を持つ。
などが重要です。
特に、朝の自律神経の状態は長く持続する傾向があります。
少し早めに起きて、ゆっくり朝食をとり、ゆっくり新聞を読みゆっくり歯を磨く。
それだけで自律神経が整いその日一日がうまくいく方向に変わるのです。
⑥まとめ
目まぐるしいスピードで進んでいく「現代社会」の中で、ストレスや身体の不調を感じている方がいましたら、
今よりも少しだけ
「ゆっくり動く」
そんな意識を持つと、心が少し落ち着くと思います。
いつもより「ゆっくり」動いてみて、
周りの世界の美しさや隣の人の優しさに気付けたりしたら、とても素敵ですね。
誰でも無料で簡単に始めることができる最高の健康法
「ゆっくり動く」をぜひ試してみてください。
本書には、このほかにも「ゆっくり動く」事のメリットや、具体的な実践方法が書かれているので、
ぜひ一度読んでみてください。
私自身当てはまる事が多くて、本当に出会えて良かったと思える一冊です!
あなたの人生が、今より少しでも健康で豊かになります様に。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
Амжилт хүсье