青年海外協力隊の活動中、コロナウイルス感染症の影響で日本へ一時帰国しています。
青年海外協力隊隊員が日本へ帰国になった様に、
逆に本来、海外から来るはずの、留学生や技術実習生が日本へ来る事が難しくなりました。
その影響で、毎年農業実習生を受け入れて、収穫の時期を回している農家さん達の人材不足の問題がありました。
JICAからの紹介で長野県へ農家の手伝いに行く機会をもらえたので、その時の話をしていきます。
長野県で住み込みで農家の手伝いを始めました。
JICA関係の紹介だったので、新しい青年海外協力隊隊員との出会いを楽しみにしていましたが、私の寮の住人はインドネシア人4名と日本人1名(自分)の5名でした。
まさかの開幕です。仕事を終えて寮に戻ると、ここはインドネシアかと思わせるほどのインドネシア語が飛び交い、ミーゴレン(インドネシアの焼きそば)の匂いが漂います。スラマチィアン(インドネシア語でこんにちは)
農家の仕事の方は、2ヶ月間コロナウイルスの影響でステイホームしていた為、1日中外で作業するだけでかなり大変です。
そして、想像の5倍以上、農家の仕事は大変だという事を知りました。
・朝4時から夕方18時までの長時間労働(昼に2時間ほど休憩)
・重い箱を持ったり、常に中腰での作業を砂浜以上に柔らかい畑の上で作業し続ける
・雨でも関係なく作業
・レタス4500個の収穫や10000個以上の苗植えなど、一つ一つの作業は大した事はないけど、とにかく量が膨大。そんな日々で、体はボロボロです。笑
手は使いすぎて、握ることができなくなるくらい痛くなったり、腰や足は常に筋肉痛。人生の中で一番、肉体的にはしんどい日々が続いています笑
しかし、大自然の中で働く事は、自分に合っているのか、めちゃくちゃ気持ちが良いです!
雨の日も、汚れを気にせず泥まみになって働くことも気持ちいいです!
新しくできた長野県のお父さんとお母さんと愉快なインドネシアの仲間と残り15日間頑張って、健康な体で千葉に帰りたいと思います!