青年海外協力隊 PR

日本への一時帰国で感じ事①(JICA青年海外協力隊理学療法士)

сайн байна уу(サインバイノー)

 

久しぶりの更新となりました。

 青年海外協力隊は、1年に20日の任国外への旅行が認められており、1年目の今年は日本へ一時帰国していました。

 

そして、今回は日本への一時帰国の際に感じた

①海外から見た日本の姿

②1年間での自分の変化

をまとめていきたいと思います。

 

 

①海外から見た日本の姿

帰国してから感じた日本の印象について箇条書きしていきます。

・電車やバスで行儀が良い人が多い。

・人との距離が少し遠い。よそよそしい。

・街にWi-Fi少ない。

・どこのトイレにも紙があってすごい。

・レストランとかの席の区切りが多く、個室も多い。

・店の定員がありがとうございますと言う。話しかけてくる。

・外国人観光客が多い。(特に東京)

・外国語表記の看板が多い。

・自然が美しい。

・どこで食ってもご飯が美味しい。ほんと美味しい。

 

そんな大した事を書けず悔しいですが、正直、帰国してすぐに、この間まで日本にいたのではないかと思うくらいスッと日本に適応したと思いました。

その中で自分の中で印象に残った事について書いていこうと思います。

それは

・外国人観光客が多い。・外国語表記の看板が多い。

事についてです。

 

 私は、青年会協力隊に参加する前から日本人の『空気を読む』『協調性を大切にする』と言う国民性について疑問を抱いていました。

それは他人事ではなく、自分自身も『自分らしく行きたい』と思っていても、周囲の目を気にしたり、空気を読んだりする事もあるので、それを変えることが青年海外協力に参加した理由の1つでした。

 モンゴル人は、自分の主張をしっかりとする。むしろはっきりと言わない方が良くないと考えている国民性だと聞いていたので、自分の目的を果たすのにふさわしい国だと感じていました。

そして、モンゴルで生活する中で、自分自身、空気を読んだり、協調性を重視する考え方が変われば良いと思っていました。

 

しかし、日本へ戻り感じた事は、日本人の『他者への気遣い』『マナーを守る心』は世界へ誇れる物だと思いました。

 

 なぜかと言うと、空港で仲良くなったモンゴル人と話をしていて、『駅や街中にこれほど多くの外国語表記の看板がある国は日本以外にはないと思う』と言っており、日本の外国人への気遣いを感じました。

 そのモンゴル人も5年間日本に住んだ経験があり、日本人の他者への気遣いする心が好きだと言っていました。

 

 モンゴルへ来てから、相手の意見を聞きながらも、自分の主張もしっかりと伝える事を意識してやって来ました。

そして、あえて空気を読まない事もありました。

 しかし、自分の中で少し違和感や心地悪さも感じていました。

そして、モンゴル人の同僚からも『モンゴル人も日本人も同じ人間だから、気を遣った方が良いよ』と言われ、ショックを受けた事もありました。

 

 日本に帰国し、東京で買い物をしていると多くの外国人がいて、割り込みをしたり、道を塞いで大声で喋ったりしていました。それは、日本語や日本のマナーを知らないからしょうがないかなと思いました。

 私が印象に残っている事は、マナーが悪く、外国人かなと思った人に意外と日本人が多かった事でした。

他の外国人がマナーを守っていない事を見て、それに『協調』してしまっているのか、単純に日本のマナーを破っているかはわかりませんが、とても悲しい気持ちになりました。

 私はマナーなどはケースバイケースで必ずしも守らなくて良いと思うのですが、日本のマナーを知らない外国人に『協調』してマナーを守らないのであれば、なんだか悲しい気持ちになりました。

 

『日本人らしさ』が好きではなかったのですが、海外で生活し、帰国して感じた事は日本人の他者への気遣い、マナーを守る心などの

『日本人らしさ』は世界に誇れる物だと感じました。

 

それぞれの国民性があり、どれも良い所、悪い所があると思うので、外国人より優れている『日本人らしさ』に誇りを持つ事も、世界基準で視野を広げると『自分らしさ』の1つなのかなと感じました。

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日馬富士と

 

 

Баяртай(バヤルタイ)

 

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